2013年1月28日月曜日

北海道 芦別市 マンホール











北海道芦別市のマンホール
撮影日:2007/7/19
撮影場所:道の駅「スタープラザ芦別」周辺
デザイン:星座(おとめ座・ふたご座・オリオン座・いて座・おおくま座・はくちょう座・さそり座)
カテゴリ:その他

≪まちの紹介≫
北海道のほぼ中央に位置する芦別市は、人口16千人を抱える内陸に位置するまちです。古くは炭鉱で栄え、最盛期には7万人もの人々が暮らしていたそうです。
エネルギー革命により、炭鉱という基幹産業を失ったまちは、観光に力を入れ始めます。
1970年代には、大観音と五重塔を模したホテルが売りの芦別レジャーランドが、1990年代には赤毛のアンの世界を再現したカナディアンワールドがオープンします。しかし、北海道を襲う不況の波には勝てず、芦別レジャーランドは運営母体がコロコロと変わり、またカナディアンワールドは無料開放の公園となるなど、必ずしもうまくいっているとは言えない状況です。
さて、マンホールのデザインに話を移します。
芦別市のマンホールには、なんと7種類ものデザインがあります。これは、市町村合併などで複数の自治体のマンホールを有しているケースを除けば、おそらく最多のバリエーションを持っているまちなのではないでしょうか。
そのデザインは、どれも星座をかたどっており、「星の降る里 あしべつ」のキャッチフレーズと星座の名前、そして星座を構成する主な星の名前が載っています。
7種類の星座は、12星座にちなむわけではなく、特に関連性は見つけられませんでしたが、どれもそれぞれの季節を代表する星座ですね。
さて、この「星の降る里 あしべつ」のキャッチフレーズですが、芦別市のHPによると、「自然が多く空が住みきっている環境が星の観測に適しており、星の持つ無弁の愛とロマンに着目したまちづくりをめざし、1984年に「星の降る里」宣言をした」とあります。
芦別市に行っても、そのようなロマンはあまり感じられない…というのが率直な感想ですが、それにしても、その星空にちなんだマンホールは、他のまちにはないとても個性的なものになっています。
空を見上げるだけではなく、足元にもたくさんの星座が輝くまち、というと、案外ロマンチックに聞こえるから、不思議ですね。

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